I found something interesting. Someone went to his school library and he found the newspaper, and every doubt of the interview is cleared. Now I guess that the source for the 2006 Asahi evening newspaper interview article can be confirmed
朝日新聞1月13日夕刊)
日テレ「名探偵コナン」10周年
アニメ・原作「いい刺激」
声優陣安定「家にコナンがいる」(原作者青山)
日本テレビ系の人気アニメ「名探偵コナン」が、1月で放映10周年を迎えた。平均視聴率は10%台後半、4月には映画版第10作を公開、発売中の原作マンガは51巻までで累計1億部突破と、快進撃が続く。「推理ものはアニメに不向きと思っていた。ここまで盛り上がったのはスタッフの頑張りのおかげ」と原作者の青山剛昌は話す。
高校生探偵・工藤新一は、正体不明の「黒の組織」は毒を飲まされ子供の体に。彼は江戸川コナンと名乗り、幼なじみの蘭らと共に数々の難事件を解決しながら、「黒の組織」を追う。
小学館「週刊少年サンデー」での連載開始から1年ほどで、アニメ化の話が来た。「会話や説明ばかり多くて、人もたくさん殺される。こんなマンガをアニメにするなんて、何言ってるの?と思った」と青山。/
大学生の時アニメーターを志していたほどのアニメ好き。映画では原作にも参加する。アニメ版「コナン」への思い入れは深い
「自分がサラッと描いた原作が、アニメで、凝った絵とメリハリのきいた演出でいい作品になっていると、『おれも頑張らなきゃ』と刺激になる。逆に、力を入れて描いた話なのになあ、と思う回もあったりしますが」
9日に放映された10周年スペシャルは、宿敵「黒の組織」とコナン攻防を描いた。エピソードを重ね、両者の距離はかなり縮まってきた。直接対決、そして完結日は近い?
「今何会目に当たるのかは、秘密です。実は、ボスの名前はすでに原作のどこかに出ている。捜してみて下さい」
ドジな中年探偵・毛利小五郎役のベテラン神谷明ら、声優陣の安定した演技がアニメの大きな魅力。「ぼくのイメージにぴったり」と青山が言うコナン役の声優高山みなみは、妻でもある。昨年5月に結婚した。
「話作りに詰まって『こんなときコナンなら何て言うかなあ』と聞くと、『こんな感じじゃない?』って答えてくれる。家にコナンがいて助かるなあと感じる時です。反対に、仕事が片づいてマンガのことを忘れたいのに、家でもコナンの声が…という時もありますけどね」。